JYAMIIの沈殿執筆室

神戸のティーン

失礼だな 理解したよ

<今日の一言②>「人」は漸化式的に定義される。

追加記事です。今日の分の日記は既に書いたのですが、書きたいことが増えたのでもう一つ例外で記事を書くことにしました。「今日の一言」は一言で完結するのが綺麗なのですが、もうちょい詳しく書きます。「人」の定義は漸化式です。人から生まれた生き物が、人です。しかし、この漸化式、初項は明らかに微生物です。いや、微生物とも呼べない何かかもしれません。生物には詳しくないので、何とも言えません。ここらへんでやめておきましょう。タイトル回収します。話題になっている呪術廻戦の映画のキャッチコピー、「失礼だな、純愛だよ」ですが、とても印象に残ります。呪術を一話だけ見ただけの僕でさえよく覚えているのですから、キャッチとしては最高のできなのでしょう。鬼滅は「その悪夢を断ち切れ」でしたっけ。こちらは、呪術よりは印象としては薄いですが、映画があまりにもヒットしたため、敵がどんなやつか、どんな能力かくらいは、知ってしまったため、結果として記憶に残っているのでしょう。本題に移ります、僕がわざわざ、特別編を書いたのは、最近、「勉強について、理解できたことが増えた」ことを伝えたかったからです。具体的に書いていきます。まずは、漢文。現役時代は、二次で使われず、勉強しなくてもある程度解けたため、放置していました(実際には、共テで8割取れたため、その判断は正しかったのですが)。塾で授業を受けてちゃんと勉強すると、思いのほか、理屈で文が読める、ということが分かりました。超具体的には、「漢文は、動詞+目的語の語順で書かれており、日本語の目的語+動詞の語順で読むため、目的語から動詞に返るときのみ、返り点を使う」という原則を理解できたのが大きかったです。苦手意識が少し減りました。現代文、古文は授業まだなのでなんとも。もしかしたら、さらなる気づきを得られるかもしれません。次に数学、まずはⅠから。Ⅰでは、こんな感じの問題↓を完全に理解できました(説明が面倒くさかったため、画像に頼る)。画像は、ネットから拾いました。

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さらに、「必要十分条件」周辺の論理構造について、感覚的に理解できました。現役時代は、チャートに載っていた最低な暗記法でごまかしていましたが、ちゃんと勉強すると、明確に分かって嬉しかったです。次はAについて。同じものを含める並べ方について、理解を得ました。現役のころは、こちらも何となくの感覚で解いていましたが、根底からしっかりと理解するとすっきりしました。次に、整数。今まで、modと互除法の二つがよく分からなくてなーなーで解いていたのですが、こちらもよく参考書を読んで勉強すると、modは「a-b=mkのとき、a≡b(mod m)」が定義なこと、互除法は「aをbで割った余りがrのとき、aとbの最大公約数は、bとrの最大公約数に等しい」ということが理解できると、問題がすっきり解けるようになりました。嬉P。2b3については、まだチャートを進めていない(2bを5月、3を6月に制覇する予定)ので、何とも。次に英語。英語は、現役時代は感覚マンでした。文構造は、申し訳ない程度に書いて、それっぽく訳す、ことで凌いでいました。しかし!!ちゃんと塾のテキストで文法を一から学ぶと、文構造の把握がある程度できるようになり、いかにそれが大事であるのかに気づきました。コペルニクス的転回です(使ってみたかった)。次に物理。正直、これはまだ気づきを得ていません。僕は電流、コンデンサ、交流らへんが一番苦手です。授業でそれらがカバーされることを期待します。最後に、大本命化学君です。まず、原子量。今までは、原子量=原子番号くらいに思っていたのですが、授業の予習をして、「原子量は相対質量に存在比を乗じたものである」ということが分かって感動しました(現役のジブン、アホすぎん?という突っ込みはなしです)。次はこの記事を書く、きっかけとなった、僕的にはこの3ヶ月の中では、一番大きな気づきです。それは、「蒸気圧とは、状態方程式の前提が崩れた、特殊で現実的な場合」という気づきです。1時間前に分かりました、もしかしたら間違っているかもしれませんが、同じく蒸気圧の理解で苦しんでいる人がいると想定して、詳しく書きます。まず、状態方程式とは「理想気体」で成立する式なのです。あくまで「気体」で成立する式なのです。ここが大事です。私たちは、普段、N2やO2など、「液体になることがほぼない分子」で状態方程式を解きまくってたから気づきませんでしたが、水やエタノールなどは、「圧力を高くすると気体が凝縮して液体になる」のです。このとき、「気体」を前提としていた状態方程式が使えなくなり、「液体が存在する場合の圧力」という特殊なフェーズに移行します。これこそが、蒸気圧なのです。つまり、私たちは、状態方程式系の問題を解くときは、「液体になることはない」物質ばかりで考えていたため、見落としていましたが、「液体になる」物質は、高圧にしようとすると、気体ではなくなるため、圧力に限界が生まれるのです。これに気づいて、感動しました。初めて習ってから約2年、僕の頭の片隅でもやもやしていたものがすっきりしました。長年のライバルと決着をつけた感じです。他にも、春期講習でとても分かりやすい先生の授業を運よく受けることができて、状態方程式、溶解度、反応速度、ルシャトリエの原理の本質、についてしっかりと理解できました。中でも、溶解度は、「こんな解き方があったのか!!」という衝撃的な感じで、今まで親を殺されたレベルで忌避していた問題をサクサク解くことができるようになりました。嬉しい。このように、合格発表から4週間くらいで多くの新しい気づきを得られました(そんなに気づくことがあるから落ちたんだよ、という指摘は受け付けません)。これからの成長が少し楽しみです。しかし、ここ最近、勉強して家に帰ってゲームして寝て、起きて勉強して...の単調なサイクルが続いています。受験生としてはそれがいいと思うのですが、もう少し生産的な要素を入れたいです。興味をもっていることに少しずつ手をだして、新たな趣味を獲得していきたい所存です。なんと、ここまでで2500字を超えました。普段の日記は1000字埋めるのに苦労するくせに、番外編は長編です。これを分割したり、小出しする計算高さがあればよいのですが、この日記はそこまで本気でやっていません。てきとうにできるところが魅力です。お金をもらってもいないので、責任もありません。なぜか急激に読者も増えましたし、日記を書くことが最初は苦痛でしたが、最近は慣れてもう日課になって辛さは感じません。もう少し日記を続けてみるのもいいかもしれません。それでは、長くなりましたが、番外編〆。ばいびー👋